東京新聞社の記者である望月衣塑子さんは、2020年の菅官房長官とのやりとりから注目されるようになった人物です。
たびたび「出禁」などと世間から批判の声が上がっていますが、その姿勢を貫く姿が印象的な望月さんは慶応大学卒の超エリート。
そんな望月さんには舞台女優を目指していた過去があり、新聞記者に変わったのはある本がきっかけでした。
今回は、望月衣塑子さんの経歴や、舞台女優を目指していた意外な過去について詳しくお伝えしていきます。
●この記事で分かること
・望月衣塑子の経歴
・望月衣塑子が舞台女優を目指した意外な過去
【望月衣塑子の経歴】慶応卒のエリート記者!
望月衣塑子は慶応卒のエリート記者
望月衣塑子さんは1998年に慶應義塾大学法学部卒業し、1998年4月に東京新聞に入社しています。
慶應義塾大学法学部卒業後、東京新聞を発行する中日新聞東京本社に入社。
引用:https://journal.rikunabi.com/p/career/25027.html
慶応義塾大学法学部と言えば、偏差値67.5の難関私立大学として超有名です。

望月衣塑子さんは超エリートですね…!


ちなみに、東京学芸大学附属大泉小学校、東京学芸大学附属大泉中学校(偏差値65)、東京学芸大学附属高等学校(偏差値75)を卒業しています。



小さい頃から優秀だったんですねえ…!
しかしながら、就職活動は大変だったようで、望月さんがやっとの思いで合格したのが「東京新聞社」でした。
慶應大学への進学、オーストラリアへの留学を経て、望月さんはマスコミ各社への就職活動を展開します。しかし、大手は筆記試験が軒並み不合格となり、続いて当たったブロック紙の中で、最終面接を経て真っ先に内定を得たのは、東京新聞社でした。
引用:https://www.mashingup.jp/2017/10/065271isokomochizuki.html
望月さんの記者生活は1998年4月からはじまります。
東京新聞入社後
1998年4月に東京新聞社に入社してから最初は千葉→横浜の支局時代があり、その後に東京地検特捜部を担当しました。
東京中日新聞社に入社。千葉支局、横浜支局を経て社会部で東京地検特捜部を担当。
引用:https://toyokeizai.net/list/author/%E6%9C%9B%E6%9C%88+%E8%A1%A3%E5%A1%91%E5%AD%90
2017年6月から菅官房長官への取材も行うようになり話題となりました。


世間で批判も含めて大注目となり、なんと「2017メディアアンビシャス賞特別賞」に選ばれました。
18年に菅義偉官房長官会見での取材などでメディアアンビシャス賞特別賞に選ばれた。
引用:https://www.tokyo-np.co.jp/ky/fukabori
現在は社会部で「外国人の難民認定問題、旧統一教会信者への取材」に取り組んでいます。
現在、新聞記者として大活躍の望月衣塑子さんは、若い頃は「舞台女優」になりたいと思っていたようです。
【望月衣塑子の若い頃】舞台女優を目指した過去
中学生までは舞台女優を目指していた
望月衣塑子さんのお母さんが「劇団に所属」していたこともあり、小学校6年生までは「舞台女優になりたい」と思っていたようです。



なんと「アニー」を演じたことがあるそうです!すごい!
母自身も小さな劇団に所属していたのですが、演劇の面白さを私にも体験させたかったのでしょう。勧められて私も児童劇団に入りました。小学校6年生のときにミュージカル劇の『アニー』を演じたことがあって、表現することの面白さを知り、将来は舞台女優になりたい、と思っていましたね。
引用:https://woman.nikkei.com/atcl/aria/column/19/020400061/082700013/


そんな望月衣塑子さんが新聞記者を目指したのは、ある一冊の本が関係していました。
本がきっかけで新聞記者に
望月衣塑子さんが新聞記者を目指したのは、吉田ルイ子さんの「南ア・アパルトヘイト共和国」を読んだことがきっかけでした。
「南ア・アパルトヘイト共和国」は、筆者の吉田ルイ子さんが初めてアパルトヘイト、南アフリカ共和国を訪れた際の現場レポートです。



望月さんは、この本に強く惹きつけられたそうです。
吉田さんのジャーナリストとしての言葉に強く引きつけられ、お芝居の世界ではなく、現実の世界で苦しみ、大変な状況にある人たちに光を当てて伝えていく仕事がしたい、と強く憧れました。そのときから、将来は絶対に新聞記者になる、と決めました。勉強も、就職活動も大変でしたけど、絶対に記者になると思っていたし、自分ではそれほどつらいと思ったことはなかったですね。
引用:https://woman.nikkei.com/atcl/aria/column/19/020400061/082700013/
そのため、舞台女優を目指していた望月さんは、中学校から新聞記者を目指し勉強や就職活動に励み、見事1998年4月に東京新聞社に入社しました。
質問力は若い頃の舞台経験の影響してた
望月衣塑子さんが質問・発言する際に気を付けていることは3つあります。
①大きな声で話す
②わかりやすく、手短に発言する
③「この人になら話そう」という信頼性を築く
この3つの中の「①大きな声で話す」は、若い頃の劇団生活が活きているようです。
幼いころに舞台での経験もある望月さんは、質問や発言では努めて「大きな声を出す」ことを意識しています。
引用:https://www.mashingup.jp/2017/10/065271isokomochizuki.html
官邸会見の最前列を陣取っている政治部記者の皆さんは、みんな声が小さくて、発言内容が後ろまで伝わりません。



たしかに望月さんの発言は、よく声が通るな!という印象があります。
今回は、望月衣塑子さんの経歴についてお伝えしました。