映画「タイタニック」によって世界に知れ渡った1912年4月14日にのタイタニック号沈没。
映画が放送されるたびに話題になりますよね。
放送のたびに気になるのが悲惨なタイタニック号沈没時の状況です。「海水温度は何度だったのか?」「なぜ生き残れたのか?」など、想像がつきにくいため疑問を感じますよね。
海水温度は零下2度で、生き残った人数は710名、なんと海水の中にいても生き残った人もいたそうです!
今回は、タイタニック沈没時の海水温度などの状況や、生き残った人について詳しくお伝えしてきます1
●この記事で分かること
・タイタニック号沈没時の海水温度
・タイタニック号沈没で生き残った人
【タイタニック号沈没】海水温度は零下2度!
沈没場所はカナダ北東部の零下2度地点
タイタニック号が沈没したのは、カナダ北東部ニューファンドランド島沖の大西洋です。

寒流のラブラドル海流が島の東岸を南下したあと南岸を西へ流れている為、気温は低めです。
タイタニック号が沈没した時、海水温度がす零下2度くらいと言われています。

海氷はマイナス2度くらいになるとできるので、氷山があったことからも零下2度は確実だと分かりますね!
では、人は零下2度ではどれくらいまで生き残れるのでしょうか?
人は0度以下15分で意識不明に
人は0度以下の水の中で、意識不明までの時間は15分です。
その中で予想生存時間は15-45分です。



えっ!15分て…早すぎるよ…


タイタニック号が氷山にぶつかったのは23時40分で、事故発生から2時間40分の2時20分に沈没しました。



事故発生から2時間40分…
この時間の中で、15分以内に救命ボートに乗っていなければ生き残れないということですね…
では、タイタニック号沈没の中で奇跡的に生き残った人とはどのような人だったのでしょうか?
【タイタニック沈没】ウイスキーで生き残った人もいた!
生存者は710人
タイタニック号沈没で生き残った人は710名です。
乗客2224人乗せていたうち、1514人が亡くなりました。





かなりの大事故ですよね…
2224人の乗客に対して、710名しか生き残れなかったのはなぜなのでしょうか…?
救命ボートが少なすぎた!
タイタニック号沈没で、生き残った人数が少ないのは救命ボートが少なすぎたからです。


タイタニック号に乗っていた救命ボートは20隻で、救助できる予定だったのは1178人です。
20隻の救命ボートで運ぶことができたのは、1,178人だった。
引用:https://www.harpersbazaar.com/jp/lifestyle/daily-life/a43639858/titanic-anniversary-survivors-interview-230624-lift3/



2224人乗っている船に対して、もともと半分しか助からないということ…
しかしタイタニック沈没時当時は大混乱だったので、実際は定員の60名は乗れなかったようです。



だから710名しか生き残れなかったんだね…
そんな中、救命ボートに乗れなくても助かった人がいたようです…!
水中でも生き残れたのはウイスキーのおかげ!
タイタニック号沈没で生き残った710名の中の多くは救命ボートに乗れた人たちです。
しかし、救命ボートに乗れなくても助かった人がいました!
船内のパン焼き職人のチャールズ・ジョーキン さんです。





映画タイタニックでも描かれていました!
なんと、チャールズ・ジョーキンさんはウイスキーを大量に飲んでいたおかげで、タイタニック沈没し海に投げ出されても長時間泳ぐことができ、見事命が助かりました!



どうしてウイスキーが関係してるの?
ウイスキーで生き残った2つの効果
タイタニックが沈没しても生き残ったチャールズ・ジョーキンさんは、大量のウイスキーによって2つの効果があったと言われています。
●ウイスキーの効果
①体温を上げた
②パニック症状に陥らなかった
まず、アルコールは血管を拡張するため体温を上昇させます。
実はアルコール依存症だったチャールズ・ジョーキンさんは、大量にウイスキーを飲んでいたため、零下2度の水中でも体温上昇により、長時間水中にいられたと考えられます。


そして、もう一つが「パニック症状に陥らなかった」ということです。
これは少し考えると納得なのですが、通常の精神の人は「これからタイタニックが沈没する!」となったとき、パニックになってしまいますよね。
しかしチャールズさんは、大量にお酒を飲んでいたことが、かえって「冷静な判断」ができる手助けになりました。



酔ってるときって、実はどこかで冷静な自分がいたりするよね…
そんなわけでチャールズさんは、ウイスキーのおかげで生き残ることができた奇跡の人なわけです…!