2023年7月8日の名探偵コナンの「天才レストラン」…。大いに話題になっておりますねw
「オムライスの死体…」など、いつものコナンの世界感やキャラクターを無視するような脚本に「おかしい!」「面白くない!」「意味が分からない!」との声で溢れかえっています。
名探偵コナンでそのような回に遭遇したら、おそらく…いえ間違いなく!浦沢脚本だと思っていいでしょう。
浦沢脚本とは、「コミカル」「ブラックジョーク」を得意とする浦沢義雄さんの脚本の作品です。
今回は、狂気と言われる浦沢脚本のコナン作品一覧や、浦沢脚本の特徴について詳しくお伝えしてきます!
●この記事で分かること
・浦沢脚本のコナン作品一覧
・浦沢脚本の特徴
・浦沢脚本の数々の神作品
【カオスの浦沢作品一覧】コナンがおかしい!?
1089話「天才レストラン」
2023年7月8日に放送された名探偵コナン1089話「天才レストラン」の回。

「オムライスの死体」なる謎のキーワードや、名探偵コナンの世界観にそぐわない登場人物など…


え、なにこの人たちww
久しぶりに見た人、この回を観たら「え、コナン作風変わった?」と感じてしまう作品となっていました。


名探偵コナンと言えばコレなのよ…かぶりものキャラとか出てこないのよ…
当然、作風は変わっておらず、長年見続けてるコナンファンも「二度とやるな」とお怒りモードです。



脚本誰なの?
当然脚本が気になるわけですが、このような作品が来たら、かの有名な狂気の浦沢脚本です!
実は、「狂気の浦沢回」というのはコナンに年に2回くらいの感覚でやってきます。
【浦沢脚本】コナンやばい回一覧
今までの名探偵コナンの浦沢脚本作品はこちらです。
・943話:東京婆ールズコレクション(2019年6月)
・955話:昆虫人間のヒミツ (2019年9月)
・976話:追跡!探偵タクシー(2020年7月)
・997話:スマイルの里の陰謀(2021年2月)
・1010話:笑顔を消したアイドル(2021年6月)
・1028話:ケーキを愛する女のバラード(2021年11月)
・1057話:わるいやつら(2022年9月)
・1067話:恋する商店街(2022年12月)
・1089話:天才レストラン(2023年7月)



今のところ9作品です!
だいたい1年に多くて3回くらい登場してますね…!
「浦沢脚本だ!」という特徴は、やはり「コナンの世界観とは全く違う意味不明な光景」です。
「狂気の浦沢脚本」と呼ばれている名シーンを振り返っていきましょう!


なんか、入れ歯が並んでるぞ…w


昆虫人間…怖いww


あんこがシンクに溢れてる…w


たわしが飛んでくるって…ww


「シーツで飛ぶ」とかありえないのですが、他がぶっ飛んでてなんだか普通に見えてきましたww



どれも改めて見ると面白いですねwww
さて、浦沢義雄さんとは、どんな方なのでしょうか?
理解できなくて当然の浦沢脚本
浦沢脚本とは、「コミカル」「ブラックジョーク」を得意とする浦沢義雄さんの脚本の作品です


浦沢義男さんは過去に「ドラマ性やキャラクターを深く書くことよりも、アイデアや面白さを重視している」と話しています。
多くの脚本家が重要視しているドラマ性やキャラクターを深く書くことよりも、アイデアの面白さや話の展開を重視している。(中略)話はだいたい同じパターンの繰り返しでアイデアが変わっているだけ。またアイデアは覚えていてもキャラクターそのものは覚えていないと述べる
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%A6%E6%B2%A2%E7%BE%A9%E9%9B%84
敢えてもう1回いいます。「ドラマ性やキャラクターを深く書くことよりも、アイデアや面白さを重視している」のです。
ということはですよ?
「浦沢義男さんの作品を理解しよう!」と言うほうが、最初から無理なわけです…!
なので、「この作品ってどういう意味なの?」と言う考え方は、浦沢脚本には通用しないんです!残なんだけど…



逆に、「どういう意味なの?」と考えるからこそ、面白くなくなってしまうわけです。
でも、コナンと言えば推理が楽しいわけですよね!「コナン好き=推理好き!」なわけです。
そういう意味では、やはりコナンの視聴者と浦沢脚本はマッチしてないと言えますね(^^;
しかしながら、浦沢脚本のファンも実は根強く存在します。
浦沢脚本は「忍たま」「ロボコン」などでは、とても評価されているんです!



マッチすれば神なのよ…!
それから、見る側の浦沢脚本への耐性も大事になってくるようですね…
普段のコナンからの、浦沢脚本はかなりの急ハンドルですからね…
浦沢脚本を受け入れるのには耐性が必要なわけです…!
ということで、耐性を付けるためにも、素晴らしい浦沢脚本の世界をご紹介していきます!
実は神がかっている!巨匠・浦沢義雄
浦沢脚本が楽しめる「忍たま乱太郎」
浦沢義男さんの脚本で有名なのは「忍たま乱太郎」ですね。


「忍たま乱太郎」は、気軽に浦沢義男さんの脚本が楽しめる作品とも言われており、評価も高いです。
「忍たま乱太郎」だとす~~~っと、浦沢脚本が入ってきます。





なんか普通に受け入れられちゃうのよね~
なので、手始めに「忍たま乱太郎」で耐性を付けると良さそうですね!
次は、もう一つ難易度があがる作品をご紹介します。
癖になる浦沢の「ロボコン」
続いてご紹介するのは浦沢脚本の「ロボコン」です。
まず、ファンならこのフライヤーを見ただけで「はいはい、浦沢脚本ね」とすぐに理解できる浦沢脚本全開の作品となっています。


「ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の春」という意味不明なサブタイトルから「浦沢脚本」と判断できるわけです。
「浦沢脚本」と聞いただけで「100回観る」というファンがいるほど…



詳細にストーリー書かれてるのに全く分からないのが、だんだん癖になってくるのよww
なんかだんだん中身が気になってきますよね?
巨匠・浦沢義雄先生の「汁なしタンタンメン」はこちらですww


こんなのもあります…


見れば見るほど、次はどんなのが来るの!?と、癖が強くてどんどん癖になってくるという始末…ww



そんな方は「ようこそ浦沢ワールドへ!www
「訳が分からない!けど、なんか好き!」というのが、浦沢脚本を楽しむコツです。
もう、慣れてらっしゃる方もいらっしゃいますね!最高っ!
かなり、コナンとは世界感がかけ離れて過ぎてて「受け入れがたい」のも納得なのですが、どうせなら「年に2回の狂気の浦沢脚本」!
「あ、浦沢脚本だ~!今回は気楽に見よ~」と言う感じで楽しんでみてもいいかもしれません^^